創 立 |
昭和35年(1960年) |
創設者 |
西川秋次(1881〜1963)
卓抜な技術力を活かして、繊維機械、自動車などの事業基盤確立に貢献
殊に、中国での紡績事業を推進し、豊田佐吉の日中親善という、偉大な理想を実現
元上海豊田紡織廠勤務
豊橋市二川町出身 愛知第一師範、蔵前高等工業(現東京工業大)卒業 |
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奨学生(助成研究者含)延べ人数 |
令和5年(2023年)度まで2,364名 |
奨学生の種類(年間) |
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1名につき 年間 |
高校生 |
44名 |
18万円 |
大学生 |
17名 |
60万円 |
大学院生 |
30名 |
60万円 |
中国人留学生 |
4名 |
60万円 |
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研究者助成(年間) |
海外渡航旅費助成研究者 |
15名 |
23万円 |
研究者 |
19名 |
総額 |
3,325万円 |
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学生交流会兼豊秋奨学会同窓会 |
年1回 |
11月 |
奨学会ニュース発行 |
年1回 |
10月 |
定例役員会 |
年4回 |
4半期毎 |
新採用奨学生懇親会 |
年1回 |
5月 |
修了奨学生送別会 |
年1回 |
3月 |
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創立時の設立趣意書(昭和35年8月1日文部省へ提出した申請書の抜粋) |
文化を発展させるためには、ぜひとも科学技術の進歩を図らなければなりません。最近における科学技術の進歩はまことにめざましく、わが国に置いても幾多の著名な発明、発見がなされております。さらにこれらを発展させ、または新しい分野を開拓して、文化を一層発展させる基礎を作ることが必要であると考えます。
ところが、先進者の跡を継ぐべき学徒のなかには、優秀な頭脳と旺盛な向学心を持ちながら、経済的事由によって勉学を断念しなければならない者があります。私は、これら有為の学徒に対して学資の補助を行い、学業を完成させたい念願から、若干の私財を出して財団法人西秋奨学会を設立する次第であります。 |
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平成16年10月1日豊田紡織株式会社保管の資産と合流、これを機に名称を西秋奨学会から豊秋奨学会に、所在地を名古屋市東区から刈谷市豊田町1-1豊田紡織株式会社内に変更した。統合された豊田紡織株式会社の資産は同社元会長故豊田信吉郎氏(豊田佐吉翁令孫)未亡人豊田江美様から同社に寄付されたもので、その活用が大きな課題となっていたが、故豊田信吉郎氏が、生前前途有為の人材の育成に意を用いられたこともあって合流が実現した。なお、豊田紡織株式会社は、平成16年10月1日にトヨタ紡織株式会社に名称を変更している。
平成23年4月1日新公益法人制度での移行認定を受け、公益財団法人豊秋奨学会への移行が実現した。
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トヨタ紡織鞄烽ノある
豊田佐吉像
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(目
的) |
第3条 |
この法人は、愛知県内の高等学校、高等専門学校、大学又は大学院に在学する学生に対する学資金の給与及び愛知県内の大学、大学院その他の研究機関に在籍する研究者に対する研究費等の助成を行い、もって社会に有用な人材の育成と学術の振興に寄与することを目的とする。
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(公益目的事業)
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第4条 |
この法人は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。 |
(1) |
愛知県内の高等学校、高等専門学校、大学又は大学院に在学する学生に対する学資金の給与 |
(2) |
愛知県内の大学、大学院その他の研究機関に在籍する研究者に対する研究費等の助成 |
(3) |
その他目的を達成するために必要な事業 |
2 |
前項の事業は愛知県内において行うものとする。 |
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